こんにちは、演出家の深寅芥です。
オーディションに合格する秘訣は、一言でいえば「印象」です。
「印象」と言っても、数々あります。
- 容姿
- 個性
- 演技力
- パフォーマンス力
- 自己紹介・PR力
- 性格
- 特技
こういった事で審査員は合格者を”総合的”に判断しています。
上記のいずれか何か一つを「最も重視している。」というのは特にありません。
「この人と一緒に仕事をしたら、楽しそうだな。」とか「前向きに取り組めるな。」といった部分を重点的に選んで考えてます。
つまり、「印象」とは「相性」の事です。
「相性」が良くないと、「良い仕事できにくい。」と審査員は考えていると思います。
「何でそう考えるの?」
理由はこうです。最近は、映画や舞台やアニメ。長期的な仕事になる事が多いからです。
特に関わった作品がヒットすればする程、長期的になります。
昨今は、大量に「作品」が作られている時代ですから、偶然、ヒットした場合、「継続」できるかどうかが肝になるのです。
ですから、数多くの「現場」に関わった人達は「ヒットした場合=未來の事」を考えて、
長期に続けられる「仕事のパートナー」を真剣に選んでます。
それが、現在の「オーディション」では重きに置かれてます。
オーディションにおいて、けして、審査員に「媚びを売る」必要はありません。
「相性」を伝えるのは、実は単純な事だったりします。
- あなたの出身地はどこ?
- あなたは猫好き?犬好き? それとも両方??
- あなたは紅茶派? コーヒー派? それとも緑茶派?
- あなたの好きなミュージシャンは?
- あなたの好きなスポーツは?
- あなたの趣味は?
- あなたの尊敬している芸能人は?偉人は?
などといったシンプルな事が実は聞きたいのです。
何故なら、共通の話題がある方が「価値観が共有する」場合があるからですね。
勿論、真逆の考えで選定している監督や演出やプロデューサーもいます。
「全く自分の価値観と一致しない人達と作品を作りたい。」
そういった方々もいます。一過性を大事にしているタイプの方々ですね。
たとえば、こう考えてみてください。
高校野球の「甲子園」のトーナメント
或は、
サッカーの「ワールドカップ」
あなたはどちらのチームに所属したいですか?
A:それぞれの選手が信頼し合って、連携してプレイしているチーム
B:それぞれの選手が自分勝手にプレイして、連携がバラバラなチーム
私の場合は、Aの「それぞれの選手が信頼し合って、連携してプレイしているチーム」が理想です。
何故なら、その方が勝率が高いと私は確信を持っているからです。そして、例え負けたとしても後悔しないからです。
ですから、オーディションに受かる「コツ」は、「短い時間に、審査員との相性を照らし合わせる事」という事になります。
たった2分でも、自分の「特徴」や「趣味」を伝える事はできると思います。それを意識して、自己紹介等してみてください。
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