2008


劇団たいしゅう小説家 Presents 空間ゼリーの「夏の夜の夢」

2008年12月13日(土)~12月21日(日)   池袋芸術劇場小ホール2

ウィリアム・シェイクスピア「夏の夜の夢」を原案に劇作家・坪田文 ( 空間ゼリー ) が 西洋の一国の物語を、江戸時代・遊郭吉原に、妖精の国を日本古来の物の怪の世界に置き換えて、 結ばれる事を拒まれる 4 人の恋人達の夏の夜の不思議な一夜を鮮やかに描き、 演出の深寅芥が劇中に音楽やダンスを織り交ぜながら一味違うエンターテインメントを提供致します。

 

作 坪田文  演出 深寅芥

 

CAST

浅利陽介、佐野大樹 (*pnish*) 、三津谷葉子、渡部紘士 、斉藤ナツ子(空間ゼリー) 、 高佐一慈 ( ギース )  尾関高文 ( ギース ) 、小野剛民、清水ゆみ、駒谷仁美 ( AKB48 )、宮原将護、竹中里美、竹下明希、五十嵐れな/、一戸恵梨子、大林素子、ジェームス小野田


アップフロントエージェンシープロデュース 「猫目倶楽部」

2008年11月27日(木)~11月30日(日) 池袋シアターグリーン BIG TREE

美しくしなやかに恋の敵討ちを果たしてくれる秘密の倶楽部。

けれど彼女の実態は大学に通うごく普通の女の子。傷ついた乙女達を救う為に今立ち上がる。

三好絵梨香主演舞台。

 

作 坪田文  演出 深寅芥

 

CAST

三好絵梨香、椎名法子、弥香、青山玲子、つつみかよこ、 TAKERU(TNX)、龍弥(GIG)、岡崎和寛、猿田瑛、細田喜加、阿部イズム


空間ゼリーLabo  「月並みなはなし」

2008年9月14日(日)〜2008年9月15日(月) 再夢来

作:黒澤世莉

演出:深寅芥

 

 

出演 大川智弘 半田周平 鈴木智博 西田愛李 川嵜美栄子 北川裕子 早坂真純 大谷由利佳 大塚秀紀


空間ゼリーvol.10「Ido Iwant」

2008年6月13日(金)~2008年6月22日(日) サンモールスタジオ

いつでも欲してて、気がついたら ぐちゃぐちゃで

みんなで集まってると安心するし、一人になっても生きてはいける。

かけ算で関係を考えてる私たちの話。

 

舞台は、とある大学のとあるサークル。

誰も片付けずぐちゃぐちゃの部屋の中にとどまり続ける彼女たちは何を求めるのか?

欲していても行動できない。そんな私たちの話。

 

作 坪田文  演出 深寅芥

 

CAST

斎藤ナツ子、岡田あがさ、佐藤けいこ、細田喜加、北川裕子、猿田瑛、阿部イズム、成川知也、大竹甲一、半田周平、西田愛李、安梨美羽、塚田まい子

(深寅芥)

 

前公演「私、わからぬ」から2ヶ月後に2週間に渡って上演された「Ido Iwant」

「Ido Iwant」、とは私が演出時に使うメソッドの方法で、ソリッドな舞台を作る場合に用います。それタイトルとして書かれた作品です。非常に面白い作品でして、大学サークルの中に、恋愛、ヒエラルキー、社会様相などがしっかりと描かれています。


ジェットラグプロデュース 「誰ソ彼」

2008/05/29(木) ~ 2008/06/01(日) シアターサンモール

チュートリアル徳井義実より「徳井からの使者」としてジェットラグに送り込まれた若手芸人ピースの又吉直樹。この又吉の脚本を、若手実力派の深寅芥(空間ゼリー)が演出します。さらに、当公演に集結した「次世代を担うキャスト陣」にも注目してください。

 

 

脚本:又吉直樹(ピース)

演出:深寅芥(空間ゼリー)

出演:玉置玲央(柿喰う客)、鹿谷弥生、西山宗佑、半田周平、西川康太郎(劇団コーヒー牛乳)、森陽太、岡田あがさ(空間ゼリー)、キシモトマイ、岩井太郎、津留崎夏子、奥山雄太(ろりえ)

 


空間ゼリーvol.9「私、わからぬ」

2008年4月9日 ~4月13日   赤坂レッドシアター  提携公演

 

「わたしは、私がわからない」

物語は徳井家の居間を舞台にし、徳井家の長女一子と次女さえを中心に進んでいく。「嫁いだ姉が帰ってきた、理由は夫が行方知れずになってしまったから」

漫画家の一子は締切に追われる毎日を過ごしている。

夫が自分の前から姿を消してから一年。二度目の桜の季節がやってきた。周囲は夫に逃げられ、仕事に打ち込む一子を心配する。しかし一子はそれについて何も言わない。不平も言わなければ涙一つこぼさない。そんな姉の姿を妹のさえは冷静に観察し、そして否定する。「お姉ちゃんはいい子のふりを相変わらずしている。自分だけは問題が無いという顔をしている」母・美恵子が茶道教室を営んでいる事も有り、一子は周りの様々な好奇の目にさらされる。

編集者の明菜は一子を大げさに心配し、アシスタントの美優は一子を心の底で馬鹿にしている。夫の同僚柴田は季節ごとの手土産を持って一子の元を訪問する。季節はめぐっている。茶道教室の生徒達は日々の話題に様々な憶測を噂する。静かに見守るのは父・光政だけ。そんな中茶道教室の生徒の一人が一子に一つの依頼をする。「私の事を取材し、それを本に載せ、私の人生を私に見せてください」その依頼にのめり込んでいく一子。その様子をさえは更に嫌悪する。しかし、一子はさえにこう言う「人は誰しも自分より不幸な人を見ることでしか自分の幸せを認識できない」

話を聞くうちに自分も誰かに話を聞いて欲しくなった一子。しかし、自分の周りの人間には話すことが出来ない。万が一、自分が誰よりも不幸な人間だと周りに認識され、自分がそれを認識してしまうのが怖いからである。誰にも自分の心のうちを話せなくなった一子。季節は過ぎ、雪が降る季節になった。

 

作 坪田文  演出 深寅芥

 

CAST

斉藤ナツ子、岡田あがさ、佐藤けいこ、細田喜加、冬月ちき、猿田瑛、北川裕子、川嵜美栄子、西田愛李、篁薫、阿倍イズム、半田周平、千葉伸吾、大塚秀記、麻生0児(studiosalt)、青木英里奈(ハロプロエッグ)

(深寅芥)

 

赤坂レッドシアターにて上演された作品です。1年を通して、季節が変化していく舞台美術が深く印象に残っております。ありきたりな日常の中に幸せはたくさんあると改めて思い出さしてくれる作品の一つです。


空間ゼリーLabo  佐藤けいこ一人芝居「私の部屋」

2008/03/03(月)  pit北/区域

空間ゼリー所属 佐藤けいこ一人芝居

 

空間ゼリー LABO(略:空ゼLABO)は、様々な舞台表現や企画を実践していくプロデュース集団です。一人芝居・ダンス・朗読・ワークショップ・公開稽古・等、演劇に携わる実験的な活動を、劇団の枠を超えて実現していきたいと考えています。

 

出演  佐藤けいこ

脚本 佐藤けいこ

演出 深寅芥