孤独な人こそ、会社を作るべきだと思う。

こんにちは、演出家の深寅芥です。


孤独な人こそ、会社を作るべきだと思う。

 

フリーや独立心が強い人は会社を作るべきだ。

 

過剰な表現かもしれないが、個人的に感じている部分を如何に明記した。

 

  • 独占欲や名誉欲が強い人
  • 自己顕示欲が強い人
  • 人の下で働けない人
  • 自分勝手で我儘な人
  • 真面目じゃなく怠け者な人
  • 時間、掃除、洗濯等、自己管理ができない人

 

上記の人ほど、けして「部下」や「社員」を食べさせて行く事はできないが、「自分1人位は食べていく事」はできると思う。

そもそもそういう人は、今まで自分ひとりでなんとかしてきたタイプが強い。生存能力は長けている。それが孤独な人の強みだ。

 

だが、成功する起業・創業は「仲間と一緒に喜びを分かち合う事ができ、利益を平等に共有できる人」であるとは思う。

 

だからこそ、私は、孤独な人こそ、法人を作る事を強くお奨めする。 「法人とは法人格といい、社会的に人格を与えられたものだ。」

これによって、孤独な人は、自分以外に「もう一人の人格を作る事が可能になる。」

これがかなり有利に働く。フリーであればあるほど、個人事業主の形を取るのではなく、「私以外の私」を作る事によって

その人の強みが発揮される。

 

「法人を作る事によって、見えてくるもの」

 

法人を作る事によって、見えてくるものがある。

それは、「自分自身の強み、つまり得意分野」だ。それを客観視する事が可能になる。

 

事業計画書を作成していく過程で、あなたは、何によって対価を得ることが可能になるのか?これが明確になる。

例えば、

  • チラシなどのデザインで対価を得られていた。
  • ホームページを作成して対価を得られていた。
  • 翻訳をする事によって対価を得られていた。
  • 人を紹介する事によって対価を得られていた。

 

これらを明確にする事で、あなたは顧客を明確にする事が可能になる。

顧客を明確にする事によって、「つき合うべき相手」が明確になるのだ。

 

フリーランスで働いていた場合、あなたは顧客を明確にしていたであろうか?

恐らく、フリーランス・個人事業主の場合、あまり明確にしてはこなかったのではなかろうか?

 

だが、法人化する際の事業計画書を作成する際には、そうはいかない。あなたは明確に顧客層を絞り混む必要がでてくる。

 

実は、それが会社を作り、事業を進めていく為の、重要な要素となり鍵となる。

何故ならば、「どの顧客層にどのようなアプローチをすれば良いか?」を理解する事によって、あなたの活動方針が明確になるからだ。

 

仕事とは、「集中」と「選択」によって成果がでる場合が多い。

それは、目標地点(=ゴール)が明確になるほど、活動方針も明確になり、「自分は何をすれば良いのか?」が理解できるようになるからだ。

 

孤独な人程、この「自分は何をすれば良いのか?」を決定した場合、自分自身を制御する事が可能になる。

孤独な人とは、「他人にコントロールされる事を嫌い、自分自身で自己コントロールする事」を望んでいるからだ。

 

それが孤独な人の最大の強みだ。