情報整理術

情報整理術は、経営者やリーダーに必須スキルだ。特に下のマネージメントは重要である。

  • タイムマネージメント
  • マネーマネージメント
  • インフォーメーションマネージメント
  • ヒューマンマネージメント
  • チームマネージメント
  • オブジェクティブマネージメント
これらは学校の授業では身につかないものであり、殆ど、社会に出てから、身につくものばかりである。
天分の才はあまり関係がない。

卓越した個人(フリー)であったとしても、これらは、所謂「方法論」が存在しないと集団が回らなくなる。
その為、リーダーには一種のマニュアル化・ルール・仕組み化が必要になってくる。

この方法が、このチーム・集団のルールですよ、と明確化する事が重要だ。

チームの「プロジェクト」や「ミッション」がうまくいくか?いかないか?は、リーダーが設定した「マニュアル」が必須となる。

では、優先順位で見てみよう。

 (1)オブジェクティブマネージメント

これは単純に目標設定だ。
この目標設定は、なるべく数字で明確にすると良い、目標とは所謂「ゴール」である。
だいたい、劇団などが設定する明確ではないルールは「観客全員が感動する芝居」といったような目標を設定しがちだが、
この場合は「目標が曖昧」である。そして、個々の目標値も主観になりやすい。
その為、なるべく数字に置き換える。

例:「目標集客人数500人」とか「目標集客人数2000人」が望ましい。

これによって、個人個人が何をすれば良いのかわかりやすくなる。
なるべく、目標は数値化するよう心がけた方が良い。


 (2)インフォメーションマネージメント (内・外)

いかにして、仲間内で情報共有するか?がインフォメーションマネージメントの重要な部分である。(内向きの場合)

現在のように、LINEやfacebookがない時代は、どのようにインフォメーションマネージメントをしていたかと言えば、
その答えは簡単だ。

合宿所や、「住み込み」「食卓を一緒に囲む」つまり、一緒に生活をしていた。
現代では、個人が別々の場所に住んでいる。その為、物理的にネットや電話で情報共有をするしか方法がない。

このインフォメーションマネージメントは、現代だからこそ難しくなっている部分がある。
過去の時代は、一緒に住み、食卓を囲み、情報共有をするというのが当たり前だったのが、
それが、現在は個人個人の自己責任となっているからだ。

また、世代毎に、この「情報共有の方法」が違うのも現代的な問題とも言える。

スマホを持っていない人、持っている人とでは、やはり率直に情報共有のスピードが違う。
こういった事も、リーダーがルールを明確にして、「情報共有のルール・手段・方法」を全員と設定する必要がある。