facebookのシェアから学ぶ事

 私は主にfacebookでのSNSの活用が多いです。


恐らく、私の場合、日常の名刺交換等を通じて、後日、友達申請を送る場合が多いからでしょう。


Twtitterの場合では、匿名の方も混在している状況なので、匿名の方との交流も含まれますが、

facebookでは、一度、リアルで、交流をした方と繋がる場合が多いです。

名刺交換をしたお食事を一緒にした事がある。

そのような方々の、プライベートの様子を垣間見れる事ができます。


そういった経緯で、Facebookで繋がった方のシェアの投稿から、偶々、この記事を拝見しました。


「起業から3ヶ月、サラリーマンから自営業者になって学んだこと」

http://blogos.com/article/142183/


私は、サラリーマンの経験がありませんが、企業で「契約社員」として働いた経験があります。

この作者さんの状況と完全に似ているわけではないのですが、氏の明記されている事は大変理解できます。

起業をすると、考え方や働き方、生き方、学び方が大きく変化します。


文中の

「短期思考」<「長期思考」

に思考が変わるのも確かです。そして、この「長期思考」が難しくなります。

この「長期思考」とは、恐らく「経営者」によって変わってくるかと思うのですが、

事業計画を半年後、1年後、2年後、3年後のスパンで見ている方もいるかと思いますし、

安定した大企業の場合ですと、5年後、10年後のスパンで物事を考えている方もいるでしょう。


経営・業績が、常に変化する中小企業においては、5年後、10年後までは事業計画が難しいです。

アメーバ―の如く、仕事も業務も変化します。

当初、目標としていた事が、利害関係により変化せざる得なくなるからです。

そして、予期せぬ、事象・トラブルに巻き込まれる場合もあります。


様々な経済活動は、全てがうまくいくとは限りません。

特に新規事業においては、そのような状況に陥る事が多々あります。


それでも、その場その場で、状況判断をしつつ、長期展望を考えなければならないのです。

そして、船の航海と同じく、天候の変化によって嵐に巻き込まれたら、船長判断をして、引き返す事も考える必要があります。

そのような舵取りをするのが経営者の務めです。


これが本当に難しく、「経験知」による所も多いでしょう。


この作者さんの現在の結論である「経験知」を貯めていくという箇所が、本当に起業した際の判断基準となる場合が多々あります。